自動車の車検と型式認証

  日産やスバルの新規車検が問題になっています。図は量産車の車検の流れです。型式認証を得た量産車は「メーカーの行う完成検査」を経て車検が交付されます。完成検査が国の検査を代行している形で「検査員は運輸局に登録された者」とされています。今回は未登録の社員が検査に従事したため検査員の適格性が問題になったようですが、検査の手抜きということではないと信じています。調べてみますと外国では新車の車検は無いようです。今後車検の形が国際標準化されれば現在の点検箇所は半数になるという試算もあるようです。少なくとも新車の安全性はメーカー責任として国と国民の負担を軽減する方向で検討されてよいように思われます。