ネコのマダニ感染症

  先月の7月24日、厚生労働省から「重症熱性血小板減少症候群SFTS」を発症した猫から感染したとみられる50歳代の女性が死亡したことが公表されました。通常はマダニが媒介するウイルス性の病気ですが、今回は直接ダニに噛まれた痕がないため注意が喚起されたようです。

 ネコカフェは完全室内飼育ですし、感染の地域分布(図参照)から見てもマダニに噛まれる可能性はなさそうですが、感染経路がマダニ以外にも広がり治療薬が無いというのは心配であり、ワクチンの開発が待たれます。