高齢者用テレビの普及提案

     年齢別聴力障害度
     年齢別聴力障害度

 最近テレビの声が聞きづらくなり、音量を上げるとうるさくなって困ってしまいます。音質が悪くなったという話もありますが外付けのスピーカーも同じでした。別の問題があるようです。

 図は人が聴き取れる音の強さである最小可聴力と周波数の関係を年齢ごとにみたものです。最小可聴力が小さいほど耳の感度が高いことを意味します。

 音声は主に200~2000Hzにあります。図によるとその範囲の耳の感度は最も高く、高音域の子音が聴こえていないためくぐもった音に聞こえている可能性もあります。最近は周波数ごとに音の強さを調節できるイコライザー機能を内蔵したテレビもあるようですが、簡単に音質を調節できる高齢者用テレビか、外付けスピーカーが普及すればいいですね。