パッションフルーツ

     パッションフルーツ
     パッションフルーツ

 8月27日、国道254線沿いにある農産物直売所JA埼玉中央川島町出張所でパッションフルーツという珍しい名前の果物を見つけました(写真)。調べてみるとこれはトケイソウ(Passion flower)という植物の実であることがわかりました。ブラジルを中心に中南米が原産で、近年日本でも急速に普及しはじめているそうです。なお、時計草の名前の由来は花ビラが時計の文字盤のように見えることからきており、英名のpassionは十字架を中心に12使徒が集まっているように見えることからキリストの受難という意味をとったものだそうです。辞書によるとpassionは「情熱」ですが、原義は「苦難」となっています、深いですね。果皮にしわが現れるまで数日まって二つに割り、スプーンですくって食べてみました。とろりとした強い甘みに酸っぱさがまじった独特の風味がありました。もっと熟せばもっと甘みが強くなるのかもしれません。