オゾン高度処理完成間近の北千葉浄水場

  北千葉浄水場の高架水槽
北千葉浄水場の高架水槽

12月3日、日本オゾン協会の誘いで竣工間近の北千葉広域水道企業団の高度浄水施設を見学しました(写真)。水源の江戸川流域の都市化がすすみ、既存の設備では限界に達してきたため、平成21年からオゾンを利用する「高度浄水処理」の建設に着手していました。オゾン処理はヨーロッパの国際河川では100年以上の実績をもつた処理方式ですが、「高度処理」はさらに日本で開発された生物活性炭法という最新技術を加えたものです。万一の災害にも対応できるように切替可能な独立4系統に設計され、最先端の分析機器は一県7市の水分析センターの役割を担える近代的な施設となっています。