10月25日のMSN産経ニュースによると今米国ではジャーキーによると見られる犬や猫の大量死が問題になっています。FDA(米国食品医薬品局)の発表では、2007年以降ジャーキーを食べた犬3600匹が病気になり、うち600匹が死亡したそうです。原因はまだ特定されていませんが、問題のジャーキーはメーカーはまちまちですが、いずれも中国産の原料を用いて製造されているということです。
ペットフードによる犬や猫の大量死は2007年に米国で問題化し、このときは中国製の小麦粉原料に混入されていたメラミン樹脂が原因とされました。これを機に日本でも2008年に愛がん動物用飼料の安全性に関する法律、いわゆるペットフード安全法が制定され原産地表示が義務化されています。しかし、法律でいう原産地は最終製品の生産地のことで個々の原料の生産地にまではおよんでいません。消費者が製品を選択できる対策が求められます。
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