リンスとコンディショナー

 　猫尿に消臭効果があった陽イオン界面活性剤は髪のマイナス電荷を中和すると同時に、髪に油性の皮膜をつくる作用があることを7月のブログで触れました。リンスの起源は洗髪に石けんを使っていた時代にアルカリ性になった髪を酸で中和し、同時に地肌を自然の弱酸性に戻す意味があったようです。今のシャンプーは中性ですので中和する必要はないのですが、マイナスの電荷を中和する意味でリンス（またはコンディショナー）といっているようです。リンス液に含まれているクエン酸は梅やレモンの酸っぱさの素ですから特に害はありませんし、肌にもそれなりの意味があったと考えられます。

　写真は1年以上使って水垢がこびりついた電気ポットです。次はこのクエン酸を使って古いポットをピカピカにもどす方法をご紹介したいと思います。