猫草とは

　写真は競って猫草を食べるあさひちゃんとサイミー君です。調べてみますと、育てた猫草は麦の一種エンバク（燕麦）であることがわかりました。エンバクは別名、オーツ麦（oat）、カラスムギなどとも呼ばれています。成長すると60～150ｃｍになり、種子は家畜の飼料やヒトの食用とされています。

　エンバクはミネラルやタンパク質などの栄養素に富む食品ですが，他の麦には含まれていて，エンバクにだけ含まれていない成分があります。それがグルテンです。グルテンはパンや麺類のつなぎ成分として知られていますが，ヒトの場合小麦アレルギーの原因となり、重篤な場合は小腸のアレルギー性炎症であるセリアック病を引き起こすことが見出されています。ネコについては直接の関係はないかもしれませんが，グルテンフリーの健康食品としてエンバクが脚光を浴びる日がくるかもしれません。

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