芽が出てからはあっという間でした。写真はベランダに出した7日目の猫草をサイミー君が囓っているところです。サイミー君は抜け毛も少なく食べる必要がなさそうですが、争って食べたあとすぐにおう吐しました。猫草は胃を刺激して毛繕い中に飲み込んだ毛玉を吐き出すことで毛球症による慢性胃腸炎や便秘を予防したり、葉酸には抗貧血作用などの効用があることが知られています(参考1-3)。 短毛種の場合は抜け毛も少ないため猫草はなくてもいいという意見もあるようです。しかし、短毛種も季節の変わり目には抜け毛が多くなりますし、ネコたちは毛玉と関係なく時々は植物の葉を食べたがります。観葉植物などには有害物質が含まれている場合があるため、その意味でもあらかじめ猫草を用意しておく方がよいようです。
参考1:猫の医・食・住、p.121, 動物出版(2006)
参考2:ネコの病気百科、p.286-290, 学習研究社(2009)
参考3:猫の飼い方、p.118, 成美堂出版(2003)
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