「猫とも新聞」の3月号では面白い問題提起が行われています。「血統種として登録されている猫さんだって、ほとんどが100年足らずの間に認定された雑種。・・・だとすると色や柄の方が性格を決める要素としては確率が高いのではないか?」。これまで猫の性格は主に猫種によってなされています。たとえば、ジャパニーズボブテイルについては、「集団を好む社交的な猫ですが、飽きっぽくて、いたずら好きです。」(新猫種大図鑑)とされています。さすがにぴったりですが,混血がすすんで猫種の意味がなくなれば、色柄による性格判断がありかもしれませんね。純血種について改めて調べてみました。純血種とは本来は同種の雌雄間に生まれたものをいいます。馬でいえばサラブレッド(Thoroughbred)です。純血種は優れた特質を受け継ぐだけでなく欠陥も増幅されることがあります。20世紀は国際化によって自然的交配が進み,さまざまな種が新しく生まれると同時にもともといた純血種がいなくなるという問題が生じています。このため,認定団体によるようですが最近は適切な交配によって原種の遺伝子を固定したものも認められるようになっています。ネコカフェルディは原種の歴史を受け継いだ伝統的な純血種にこだわっています。 →戻る
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